こんにちは。
「ホリマリ クリエイティブワークス」グラフィックデザイナーのホリマリです。
「今の時代だからこそ「デザイン力」が売れる。」についてお伝えしていきたいと思います。少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。
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◾️今の時代だからこそ「デザイン力」が売れる、の「今の時代」とは何を指すのでしょうか?
それは「インターネット」を使うことが当たり前の時代になった、ということを指しています。「インターネット」とは情報そのものです。それを使う私たち「インターネットユーザー」とは、計り知れない数の情報の中から、誰でもない自分自身が必要なものを、それがある場所まで出向いて「探し」、そして「選ぶ」人のことを指します。
皆さんはお気付きですか?
インターネットが普及する前は、必要なものをそれがある場所まで自分の足で出向いて探し、選んで購入していました。あるいはカタログを取り寄せ、そのカタログの中から「選んで」注文していました。
それが今はパソコンのインターネットブラウザ(グーグルクロムやエクスプローラ、サファリなど)を立ち上げるだけで、世界中と一瞬で繋がることができます。そして必要なキーワードを検索窓に打ち込むだけで、必要なものがある場所に連れて行ってくれます。あとはサイトを見比べながら「選ぶ」だけです。
つまり、皆さんはそんなに気にしてないかもしれませんが、無数の情報の中から自分の必要とするものがある場所に、一瞬で移動しているのです。そしてサイトを見比べ、自分自身で納得して「選んで」いるのです。
◾️もう一つ重要な点は、インターネットで欲しいものを探す場合の商品数の圧倒的な多さ。
検索して表示された情報の数(品物、商品の数)は莫大です。気にいるまで、いくらでも商品を探すことが可能です。これがインターネットではなくリアルの店舗なら「その店にあるもの」しか、当たり前ですが購入できません。ここまで読み進めていて勘のいい方は「ん? 待って。ということは、インターネットの方が売りにくいということになるんじゃない?」と思われたかもしれませんね。それはある意味正解ですが、違う目で見るとそうではないと言えます。
インターネットでは店舗や商品が無数にある反面、求めて「探している人」、つまり私たち「インターネットユーザー」に対して、そのサイトの商品が「特別」であることを認識させることができれば、世界中の人が顧客になりうるわけですから、リアル店舗の比ではないのです。
◾️欲しいものを探している人にとって認識してもらうべき一番重要なこととは?
探している人にとって「他ではない、ここでしか手に入らない特別なもの、唯一無二のもの」であることを認識してもらうこと。これこそが今の時代、一番必要な考え方だと言えます。デザイナーに置き換えるとこれこそが「デザイン力」であり、あなたの磨かねばならない資質です。デザイナー自身が他とは違う視点で様々なものを見て、感じる力を研ぎ澄ますことこそが重要なのです。
「今の時代だからこそ「技」が売れる」とは、つまりこのインターネットが普及した時代だからこそ、あなたしか持ち合わせていない「技(デザイン力)」が売れる」ということに他なりません。この時代の流れを理解し、人が購買する思考や、決断する理由を予測することで、確実に「売る」ことができることを理解くださいね。
Horimari Creative worksは1枚の写真からスタート
Horimari Creative worksがスタートしたとき、私は「経験」以外何も持っていませんでした。Instagramで1枚の写真をアップすることから始めました。私はそのデザイナーという経験とデザイン力で、Horimari Creative worksが提供するもののデザイン力や価値を表現しながら、厳選したものを戦略的にInstagramにアップしていきました。
その結果、デザインは見て判断できる、感じることができる、とてもわかりやすいという特徴があることから、私のオファーは、私から学ぶことを求める人に届けることができるようになりました。そこに出すデザインは他ではないものをもちろん意識していましたし、そのデザインに反応する層も分析して作りましたので、その通りの結果になりました。
◾️今こそ、デザインビジネスは今までにないくらい最高の環境が用意されていると言えます。
今の時代、インターネットの普及で選択肢が増えたことにより、逆に選択することが難しくなり、専門分野は専門職の人に発注するという考えの人は確実に増えてきています。
なぜなら今まで誰にどのように頼んでいいかさえわからなかった「デザイン」というものが、インターネットとの発達で、必要な人の目に留まるよう解りやすくサービスを提示できるようになったからです。また、戦略的にそうでなければなりません。
デザインサービスを必要としている人も、今の同じ時代にビジネスを行なっているので、やらなければならないことが山積みである可能性はものすごく高いです。だからこそ専門職に任すという選択がされるのです。
つまりフリーのデザイナーが入り込む隙間は、計り知れないほどものすごくたくさんあると言えます。もっというならば、あなたにしかない価値をきちんと知らしめることができれば、隙間ではなく正面から資本力のある企業にも立ち向かえると断言できます。
◾️「技(デザイン力)」は「価値」です。決してそれを忘れないでくださいね。
また、別の角度からデザイナービジネスを見てみましょう。今のインターネットが発達した時代だからこそ、自分の「価値」を堂々と見せることが必要です。これができないネット普及以前の場合は、デザインを発注したい側も、デザイナーの質を確実に確認するのはなかなか困難でした。例えば実際に営業に行って目の前でプレゼンテーションをする、という方法がありました。この方法だと、「行ける範囲」が活動範囲となります。
「どうぞ他社と比較してみてください」と言えるのが「今」。
ですが、今は全く違います。お客様になるのに場所は関係ありません。遠い、近いが全く関係なくなるのです。今のインターネットが発達した時代では、ネットにアクセスできる人全てがターゲットとなります。そしてその人たちに自分の全てを知ってもらうことが可能です。
例えば、アピールポイント、自分たちの価値や強み、これまでの仕事、作品、経歴、価格など。価格帯も初めから表示しておくことで、それに納得をした申し込みを受けることが可能となります。そして、それらを「どうぞ他社と比較してみてください」と言えます。比較さえしてもらえれば、こちらに価値を感じた人だけが戻って依頼をするわけです。つまりお客様自身で納得して、こちらを選んだことになりますね。
そうなった場合に何が起こるかと言うと、こちらの提案を受け入れるだけの準備が相手の中で起こっていると言うことです。お客様が時間をかけて選びに選んだ「あなたというデザイナー」と言う位置付けで、関係をスタートできるわけです。理想的ではありませんか?
これはこちらの「価値」を提供する代わりに対価としてお金を頂くという対等な関係が築ける方程式です。
だからこそ、心底その人の利益につながるよう、こちらも持てる力の全てを出して提案するべきです。その本気さが伝わり信頼関係が築ければ、例えば依頼がショップカードのような小さなデザインだったとしても、そのサロンやお店、あるいは会社に、様々な販促ツールの提案をすることが可能になり、高い確率でご依頼いただけます。これは、私がおこなっている実績がある手法です。「技(デザイン力)」は「価値」です。それを忘れないでくださいね。
最後までご覧くださりありがとうございました。あなたと一緒にデザインを楽しみながら学べる日がくることを心待ちにしています。
ホリマリ (”ー”) XOXO♪
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